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3年目で見つけたひとつの目標
 ちょうど3年前から、私は「NPOシニアのための市民ネットワーク仙台」(略称:シニアネット仙台)の活動に参加している。このNPOは高齢者の生きがい作りと、社会参加を促すためにさまざまな活動をしている団体である。
 その頃、私は定年退職まであと3年、定年後は何かボランティア活動でもと漠然と考えていただけで、どんな分野でどんな活動をするかという具体的な計画はまだなかった。

 「定年退職したらボランティア活動で地域社会に貢献を」などといった記事を見かけるが、現実はそんなに甘くはない。実際にNPOに飛び込んでみたものの、私のような目標の持たない「にわかボランテア希望者」には居心地のよいところではなかった。日本ではNPOの歴史が浅いこともあって、ボランテアしたい側と受け入れ側で認識にギャップがあるようだ。両者の希望・要求にミスマッチングが発生し、居場所が見つからなくて挫折するボランティア志願者が多くいるのではないだろうかと思う。
 団塊の世代も数年後から定年退職をむかえることでもあり、NPO側も彼らをどのように受け入れていくか、今から真剣に考えるべき課題であると思う。

 私の場合、具体的な活動に参加することもなく一年が過ぎた。ちょうどそのころ、コンピュータウイルスに感染したという話を頻繁に耳にするようになった。シニア世代でもパソコンを使う人が増え、同時にADSLといったブロードバンド・ネットワークも普及し始めた頃で、インターネットという途方もない世界とどのように向き合っていったらよいのか、多くの人がまったく手探り状態にあったと思う。戸惑っている間にも新種のコンピュータウイルスが蔓延し、手の込んだネット犯罪が次々と押し寄せてくる。
 そうしたこともあって、シニアネット仙台のパソコン愛用者の会合で、インターネット・セキュリティ問題について話をする機会が何回かあった。今でこそ、本屋に行くとセキュリティ問題についての解説書はたくさんあるが、その当時は専門家(技術者)向けのものはあっても、特にシニアの方にも理解できる初級程度の書籍はあまりなかった。ホームページを探してみても、少なくても初心者向けにセキュリティについて解説した記事は殆ど見当たらなかった。
 シニア世代にとってもパソコンは必需品であるが、安全を確保して安心してインターネットを楽しむためにはある程度の基礎知識が必要である。そこで、初心者にも分かるような、しかも単なるセキュリティ用語の解説ではなく、具体的な使用例を中心にした実用的なホームページができないものかと考えた。いろいろと構想を練り、ことしの春ごろから休日や、早朝の時間を利用して原稿を書き始め、何とか「シニアのためのセキュリティ教室」と名付けたホームページを公開するところまでたどり着くことができたのである。

 さて、これからどのように展開していくかがまた大きな課題である。取り上げたいテーマもまだまだあるし、日々記事の更新もしなければならない。また、一般市民向けの講座を開いてみたいし、そのためのテキストも作りたい、と思いは広がる。ここまでは一人で何とかやってきたが、この先の展開を考えると、一緒に活動する仲間を増やす必要もありそうだ。
 リタイアを目前にして、3年目でやっとひとつの目標が、ほのかに見えてきたような気がしている。


| runway | 定年後 | 05:45 | comments(5) | trackbacks(0) |
夕陽はいつまでも輝いている
いま手元に「夕陽は沈まない 豊齢社会の構築」(河北新報社編)という本がある。先日、図書館で探し物をしていて偶然に見つけたので借りてきた。

高齢世代の可能性について、平成7年に半年間にわたり河北新報に連載されたキャンペーンをまとめて出版したものである。このキャンペーンでは、高齢者を支援されるべき弱者ではなく、社会のパワー集団として扱っているのがいい。事例紹介だけでなく、シニア世代を取り巻くいろいろな問題を多面的に取り上げていて、読み応えがある。取材班に高齢世代の市民6名も加わったということもあってか、記事の内容に共感できるところも多くある。
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| runway | 定年後 | 22:21 | comments(2) | trackbacks(0) |
定年退職した友人の場合
定年後の生き方、趣味・道楽について書きましたが、setenさん、秋山さん、シュミットさんから有意義なコメントをいただきました。ありがとうございました。

きょうは、今年の3月末で定年退職した友人の定年後について紹介してみます。
彼は余暇を利用し、尺八奏者として活動していた。趣味として尺八を始めて30年以上のキャリアがある。私も何度か彼の演奏を聴いたが、尺八の透き通る音色に子供の頃の田舎の風景を思い出し、心の奥にジーンと感じるものがあった。やはり長い間の努力の蓄積には、聴く人に感動を与えるものがある。
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| runway | 定年後 | 21:16 | comments(0) | trackbacks(5) |
光り輝きたい
昨日(4日)の朝日新聞、読者からの投書欄「声」に「個人の資質は退職後に光る」という投稿文があった。現役時代の肩書きという鎧を脱いで素っ裸になったとき、その人がそれまでいかに生きてきたか、どれだけ自己研鑽に努めたかが露呈する。己の姿に自信のない人はいつまでも肩書きにこだわるが、肩書きは過去のものと考えを切り替えて第二の人生を歩んでいる人は光っている、というような内容であった。

こうした文章を読んだ後、さて自分の場合はどうなるんだろうかと考えると、いつも自信を失ってしまう。仕事人間(会社人間)として、他にこれといった趣味も持たずに仕事一途にやってきた。その結果、鎧の下はやせ細ったみっともない肉体であることに今ごろ気が付いても後の祭りである。
| runway | 定年後 | 12:19 | comments(6) | trackbacks(1) |